灰色猫2
ロシアンブルーは名前通りロシア原産のようです。
大人しくて賢い点は、この品種の特徴であり、滅多に鳴くことがないのも、グレイに限らずロシアンブルーの大きな特徴です。
絶滅の危機にあったものを、ヨーロッパの有志が交配に携わりなんとか温存されたようです、頭が下がりますね。
体重は3~5kgで体長は30~40cm程度です。
我が家のグレイは6歳になりますが、体重は4kg程度の、割とタイトな体つきです。
ロシアンブルーは5kgを超えると肥満体のようなので、標準かややスリムな方なのでしょう。
目は赤ちゃんの時はブルーで成猫になるとグリーンになってきます。
先に述べたように、毛色は灰色、しっぽはやや縞のように見えます。
顔は逆三角形で、オスはメスより更に尖った顎です。共に美しいバランスを持っています。
ロシアンブルーに似た品種で、シャルトリューやコラットという種類もいます。
シャルトリューは見た目はロシアンブルーに似た灰色の毛ですが、もっとぷっくりとした体つきに丸い顔をしています。
シャルトリューの目は金色・オレンジなどになります。
ロシアンブルーの顔を前にせり出て尖った欧米人に例えるなら、シャルトリューはやや扁平な顔つきでアジア人の顔つきに例えられます。(これは骨格の話で決して差別的なものではありません、そして私は扁平顔です)
シャルトリューはその名の響き通りルーツはフランスです。フランスの元大統領で、空港にも名を冠した、かの「シャルル・ド・ゴール」が可愛がった猫です。
コラットも大人しくて賢いですが、体つきはロシアンブルーよりも筋肉質です。
顔もロシアンブルーは細くてコラットは若干丸みを帯びています。
耳の先も、ロシアンブルーが尖って見えるのに対して、コラットの耳は丸みがあります。
コラットは希少でなかなか目にすることはないかもしれません。
ブリティッシュショートヘアーにも、ロシアンブルーと似た灰色の毛も居ます。ブリティッシュショートヘアーはやや丸っこい体と同じく丸っこい顔をしています。成猫の体重は6kgを超えるようで、ロシアンブルーに比べると逞しく感じますね。
毛色も、灰色以外にいろんな色が居るので、個体の見分け方はロシアンブルーほど難しくないかもしれませんね。