北方領土、二島返還? そのとき野党は…

(画像はANN)
安倍晋三首相が11/14~18にかけてシンガポール・オーストラリア・パプアニューギニアを訪問している。
シンガポールへはASEAN及び東アジアサミットに出席するためだが、そのスケジュールにプーチン大統領との首脳会談を盛り込んだのは高評価すべきであろう。
そして、今回はASEANよりも日本にとっては大事な内容かもしれないのだ。
プーチン大統領は9月にウラジオストクの東方経済フォーラムで
「一切の前提条件なしでの年内に平和条約を締結」
というかなり飛躍した強引な提案をしている。(まあプーチンの平常運転でいつもの事だが)
14日の安倍晋三首相とプーチンの会談は側近も席を外し通訳のみを挟んでのことで、1956年の日ソ共同宣言を基に日ロ平和条約を加速させることに合意した。
日ソ共同宣言には「平和条約締結後に歯舞諸島と色丹半島を返還する」と明記されている。
近い将来、北方領土のうち二島が還ってくるかもしれない。
(プーチンのゴールポストは動かないだろうから)
それにしても歴代首相の中でも、安倍晋三首相は群を抜いて外交に精を出しているように見える。それも国益に繋がるポイントを押さえた質の高い行動と言っていいかもしれない。
どこかの野党はお給料だけもらって会議には欠席するという職務放棄をしているようだが、こちらは税金の無駄遣い&質の低い行動のお手本のようで、やはり平常運転のようだ。