ATPファイナル・WTAファイナル
ATPファイナル・WTAファイナルは共に年間のランキングで出場が決まる、年間王者&女王を決定する大会です。
プロテニス選手にとっては憧れの晴れ舞台でしょう。
男性がATP(Association of Tennis Professionals )、女性がWTA(Women’s Tennis Association)です。
ATPツアーファイナル
ATPツアーファイナルでは、それぞれの選手にはオーダーメイドのスーツが付与され、個別に運転手付きのベンツで迎えられます。
当然高級ホテルのスイートルームが用意されます。
ロッカールームはもちろん個室が整えられ、鏡などの備品には選手のネームを入れるという徹底ぶりです。
ATPツアーファイナルは8人の選手が戦うリーグ戦になります。
回数を重ねる度に金額が加算され、勝つごとに別途賞金を得ることができます。
もちろん上位に進むほど賞金は高くなっていきます。
たとえリーグ初戦で負けて他すべて棄権したとしても、出場するだけで8万5000ドル、為替にも左右されますが、1千万円前後の賞金が出ます。
補欠の選手で試合に出られなくても、数百万円の拘束謝礼が出るのですから、その待遇たるや超一流ですね。
ATPツアーファイナルは8人の選手が出場することは述べましたが、年間ランキング8位以内の選手でも、油断は出来ません。
世界ランキングの計算とは異なり、18大会のポイントで計算されるレースランキングの結果で出場は決まります。
そのため、近々のATPツアーを故障などして欠場を続けるなどすると、僅差の選手が勝ち進みポイントを積んで逆転!ということもあり得るので、最終発表まで緊張は続きそうですね。
WTAツアーファイナル
テニスWTAツアーファイナルの待遇も超豪華なんですよ。
WTA(Women’s Tennis Association)ツアーファイナル、こちらは付与されるのは一流デザイナーの仕立てたドレスです。
女性の憧れですよね!きっとインスタ映え抜群でしょうね。
そしてお約束の高級車での送迎ですが、スポンサーによってメーカーが変わります。
2014年はBMWでした。2018年はポルシェと言われています。
共に素敵な高級車ですよね。後部座席は当然のこと、運転席でも助手席でも楽しめる車ですね。
(ポルシェにはAT車にほぼ等しいティプトロニックというシステムが有るので、MT車の運転にためらいがちな方も安心して運転操作が出来ますよ。)
ちなみに過去、1995年~2000年には「チェイス選手権」の名称で開催されていたようです。
当時のスポンサーの中に日本のトヨタ自動車の名があったというのは、今にして思うと実に素晴らしい事ですよね。
実際、トヨタ自動車はランドクルーザーもそうですが高級車も多く扱っています。
そして何より、センチェリーという超高級車があります。(2018年新車価格 1,960万_税込)
もう高級過ぎて、価格の桁がひとつ違いますね。
言わずと知れた天皇陛下御用達の車です。
天皇陛下の車には内装に和紙が使われているそうで、流石という他ありませんね。
座席には毛織が使用され、ドアステップには御影石をあしらうという徹底ぶりです!
まあ天皇陛下に献上するのですから、国内最高峰でないと私達も納得できませんからね。
さてさてWTAに話を戻しますか。
開催地は期間はまちまちで国を変えています。
アメリカ(複数・異州)・ドイツ・スペイン・カタール・トルコと開催されており、2014年~2018年はシンガポールです。
2019年は中国は深センの予定です。
試合は最大3セットマッチです。
過去には5セットマッチに変更された時代もあったようで、要因として強豪ナブラチロワの存在が大きかったようです。
大坂なおみ選手の強い姿勢の試合はもちろん、素敵なドレス姿のセレモニーも楽しみですよね!